2018/08/30

8/26(日)「楽しい沢登り」無事終了。

沢登り、沢歩き…
「なにが違うの?」
野外塾では、沢登りは滝の登りを含んだ沢特有のリスク要因が多い活動です。

去る8/26(日)、好天の下で北秋川の枝沢のひとつ月夜見沢(つきよみさわ)にて4組8名のご参加者(うち小2〜小5の子どもたち4名)とスタッフ2名あわせて10名で沢登りを実施、無事終了しました。

当日の活動のようすは → こちら

どんな沢でも、水量によって難度が大きく変わります。
私たちは東京都の定点水位観測情報をもとに活動地の水量を推測していますが、活動地付近で台風20号による局地的な豪雨があったとすると推測が覆される恐れがあるので現地を見るまでひやひやしました。
結果としては予想通りの水量でしたが、復路のバスの本数が限られている条件の下で、意外にも進行速度が遅く、このことで最後までひやひやしました。

ありがたかったのは、ご参加者全員が事前にご案内したとおりの完全な装備で出発できたこと。
事前準備を整える心構えは、事故予防にとって一番たいせつな要素だといえます。

少し危ないことへのチャレンジに心惹かれる方々が少なからずいらっしゃいます。
そうした方々と同じような先人が、人類が今まで生き延びてきた原動力になっています。
先人の経験や失敗から得られた情報を活用することはチャレンジをさらに有意義にします。
お持ち物や装備のご提案は、まさに先人の経験や失敗を踏まえた集大成。
地球野外塾の活動に参加するひとつの利点は、経験不足を補う情報を入手できることですから、ぜひともそうした情報を活用していただきたいと願っています。

この日のご参加者の皆さんには、沢特有の
・ステミング
・高巻き
を経験していただきました。
同時に「不安でいやな気分」を少しでも共有できたとしたら…
うれしいです。
それが沢登り独特のムードです。
自分なりの課題解決がもっとも奏功したのに気づいたり、肝を冷やしたあとにせせらぎでホッとしたとしたら…
それも沢登り独特のムードです。

美術、衣、食、香、音楽、そのほか五感に訴える要素の創造はムードの共有と切り離せませんし、なによりも国や文化を超えて似た経験をした人同士をつなぎあわせます。
これから先も、ムードを共有できる機会を大切にしたいと願っています。
そのためには「備え、考え、行動し、振り返る」自然とのお付き合いの方法をお伝えし、共有してまいりたいです。

ご参加いただき、本当にありがとうございました。