ラベル ティップス の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ティップス の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2021/01/29

火器(バーナー、ストーブ)の選び方ヒント

 アウトドアでは、たとえ夏でも熱いお湯がほしいと思ったり、キャンプになれば調理がついて回ります。

そんなときに使う装備が火器(私はバーナーと呼んでいますが、ストーブとも呼ばれます)です。

燃料別の火器は、普及している順番だと

  1. ガスボンベ(OD缶、CB缶 後述) 
  2. ホワイトガソリン
  3. ケロシン(石油)
  4. 自動車用ガソリン
  5. アルコール
になると思われます。
理由は、火器に求められる次のニーズを、上記の順番で満たしているからです。
  • 取り扱いがわかりやすくはじめてでも安全
  • 燃料が入手しやすい
  • 軽量
  • コンパクト
  • 堅牢
  • 火力が調整しやすい
現在、火器は種類が豊富で、それゆえ多くの人がどんな火器が自分に合っているのか、疑心暗鬼になりますが、たった40年くらい前は火器の種類はとても少なく、選択の幅がせまかったのです。
自分が登山をはじめた1976年から現在までの火器の趨勢をかんたんな表にしました。
70年代は、選択の余地なく「重く扱いにくい」火器が主力でしたが、カセットガスボンベが時代とともに発展、寒冷地仕様ボンベの出現やさまざまなサイズの出現で、簡単便利に使えるようになって一気に普及しました。
登山用火器の発展と趨勢図
クリックで拡大できます(幅700px)。

現在はマイナーになった火器にも、それぞれ大きな特長があります。
自分に合った火器はなんだろう?
そんな悩みをシンプルに解決するチャートをご活用ください。
クリックで拡大できます(幅700px)。
かんたんに燃料別の火器の特長を記すと…

1. ガスボンベを使う火器

用いるボンベの仕様で…

  • CB(カセットボンベ)缶用
  • OD(アウトドア)缶用
に大別されます。
CB缶は、ご家庭の卓上コンロで使う「あれ」です。100円ショップなどでも売られていて、全国各地で入手しやすいのが最大の特長です。じつは世界標準の規格で、南アフリカなどでも買えるらしいです。
いっぽう、中のガスは寒冷地では気化しにくく極端に火力が落ちるのが短所。
SOTOなどからは、この欠点を防ぐ寒冷地仕様のCB缶が発売されていますが、一種のキワモノです。理由は入手しにくくCB缶の最大の長所が損なわれるためです。

OD缶は、アウトドア用品店で、各メーカーから売り出されているゴロンとした印象の缶です。
次の写真で右3点はOD缶で、うち真ん中がレギュラー缶です。見ておわかりのように大サイズと小サイズがあるので、予想される使用量に応じて選ぶことができます。
長所:
・3サイズから選べること
・CB缶に比べて寒冷地に強く、極寒でも使えるボンベもあること
短所:
・販売店が少なく、とくに離島や僻地では入手困難
・値段が割高感がある
ことです。

2. ホワイトガソリンを使う火器
長所:気化しやすいので寒冷地で安定した火力が得られる
短所:
・機器も、燃料も、扱いがデリケート
・燃料の入手がやや困難

3. ケロシン(石油)を使う機器
長所:
・燃料入手が割合にかんたん
・寒冷地で安定した火力が得られる
短所:
・機器の扱いにクセがある
・機器が重くてかさばる

4. 自動車用ガソリンを使う火器
SOTOのMUKAという火器一択になりますが
長所:
・燃料入手が割合にかんたん
・寒冷地で安定した火力が得られる
短所:
ほぼない。強いて言えば火力調節がややデリケート
らしいです。
自分も注目してます。

5. アルコールを使う火器
長所:
・機器の構造がシンプルで手作りもできる
・寒冷地にやや強い
・燃料が入手しやすい
短所:
・火力調節がほぼ不可能
・風にとても弱い
らしいです。使ったことがないので実際はよくわかりません。
自分はアルコールを燃料にした火器は、時間がよっぽどない限りは調理にも湯沸かしにも弱いと感じています。

以上のような長短を鑑みて、チャート表を作りました。
少しでもお役に立てばうれしいです。




2015/04/05

ウェブ上で地図を活用する方法。

野外塾の活動にご参加いただけるみなさん、なかでもこの限定公開ブログをご覧いただいているみなさんは、地図をよくお読みになっていただけて、ほんとうにうれしいです。

お子さんたちも徐々に地図読みに慣れてくる、地図に親しみをもってくれることがよくわかり、それもまたうれしいです。

地図にも著作権があります。
しかし、国土地理院が提供している1/25000(にまんごせんぶんのいち)の電子地図は、個人利用に関してはいまのところ無償で提供され、印刷もできます。
ほんの数年前までは印刷機能がなかったので不便だったのですが、そもそも著作権があるものだし、書店で1/25000地図を売っているので、当然のことだと思っていました。
ところが、昨年からはサイトが少し変わって印刷機能ほか便利な機能が追加され、驚きました。

【国土地理院1/25000地図の閲覧・印刷】
つぎのサイトで閲覧・印刷などができます。
検索画面 → こちら
ページ上部の検索ワード入力欄を利用します。
見たい場所を表示地図から拡大していってもOK。

印刷
画面右上のプルダウンメニューからできます。
印刷設定ページで印刷範囲を設定。
以下、A4紙を使って印刷する方法を記します。
より広い範囲を一度に印刷したい場合は、ページ上部の用紙サイズA3縦またはA3横を選択して印刷をクリック。
つぎの画面でプレビューを見ながらレイアウトのふさわしいほうに選択して最上部の印刷をクリック。
思うようにプリントできない場合は、このページの下部にあるシステムダイヤログを使用して印刷…をクリックして用紙の向きを確認、拡大縮小80%に設定(A4はA3の用紙の約80%大)して印刷してください。

【地図上の距離を測る】 → こちら
1/25000地図上で距離を測ることができます。
あくまでも指定区間の水平距離です(傾斜地の登り下りは水平よりも距離が長くなります)が、山道の計測もできます。
画面上部のナビのうち、よく使うのは検索ワード入力窓ひとつ戻る国土地理院
検索ワード入力窓で距離を調べたい土地のうち、キーになる駅名などを入力して、まず調べたい場所に移動。
山道など、通常の地図に掲載されていない道の距離を調べたいときには国土地理院のボタンを押すと、1/25000地図になって、徒歩用の細い道も表示されます。
マウスでクリックすると点が現れ、次の地点でクリックすると2点間が赤線になります。
間違ったらひとつ戻るを押せば戻れます。
赤線部の距離が操作と連動してリアルタイムで表示されます。
自分はこの使い方しかしていませんが、面積なども測れる便利なサイトみたいです。

残念ながらオリジナルの軌跡を描いたあとに保存はできないようです。
画面のスクリーンショットを撮って印刷したり、データ保存したりするとよいでしょう。
みなさんも便利な使い方を発見したら、教えてください。

【本記事の留意点】
両サイトともにオープンなサイトのようですが、使い勝手のよさを案内するためといえども、両サイトそれぞれ独自のユーティリティを図示して使用することが一般公開ブログの記事としてふさわしいかどうかわからなかったので、限定公開ブログに載せました。
予めご了承下さい。
ずっとみなさまに活用していただきたいと願っていた記事でした。