2015/04/28

「春の伊豆ヶ岳ハイク」無事終了しました。

最上部は気が抜けません。
4/19(日)、1家族2名様(うち1名が小4の男の子)と野外塾スタッフ2名で奥武蔵の伊豆ヶ岳ハイクが無事終了しました。
この日は薄曇りでしたが、山里に咲く花に歓声をあげながら歩くのは楽しいものでした。

ハイライトは伊豆ヶ岳の男坂。ここがなくては、おそらくお申込もなかったことでしょう。
男坂は長い鎖場で、取りつきに「落石危険」の看板があり、迂回路をとるように促されますが立ち入り禁止ではありません。
こうした場所で事故をおこすと行政が態度硬化して「立入禁止」にしてしまう恐れがあり、ほかの登山者の楽しみを奪ってしまいます。
それだけはなんとしても避けなくてはなりませんから、慎重な行動が求められます。

鎖場で安全性を飛躍的に高めることができるのはフィフィという登山用具。
(フィフィの詳細は → こちら
この日はじめてフィフィを使うふたりに、装着と使い方の説明をして登りはじめました。
長い一枚岩の鎖場は生理的に緊張するものです。
お母さん、よくがんばりました。
フィフィのよいところは、なんといっても直感的に使えること。
ふたりとも、はじめからじょうずに使っていました。
この岩場は標高差にして50mはあるので、私もフィフィを使わないとなんとなくコワい。
だから、鎖場の「場数」が少ないこのお母さんが、がんばって登っている姿を見て胸が熱くなりました。

3人兄弟の真ん中の男の子。お母さんのお話だと、彼が小さな頃はほかの兄弟もいるから眼がまわりきらずにストレスをためたそうです。
そんな反省から一時はいっしょにいる時間を意識的に作ったそうですが、最近はふたりきりになることがなかったそうです。
いつも口数が多くなく、黙々とがんばる彼ですが、お母さんとマンツーマンだったためでしょう、私にはとてもリラックスして見えました。

鎖場から解放された伊豆ヶ岳頂上で下山の方向を読図。
お母さんもにこやか。
終日、彼に地図読みをしてもらいました。
踏み跡がわかりにくい植林のなかも、小さな峠を越えるためのわかりにくい登山道の入り口もよく見極めて歩き、確かな成長をしっかり感じさせられました。
下山してきた山里は花盛りでした。
お母様から、活動後にうれしいメールをいただきました(抜粋)。

ブログの写真を見て(次男が)これ絶対行きたい!と言っていて、そんなに言うのは珍しく、嬉しく思いながら参加しました。 
先週(注:裏高尾のロング縦走)より、昨日のコースの方が面白かったと言ってました(^∇^)冒険ぽいのが好きなので。

 道のはっきりしない場所を、自分がずっと先頭を任せてもらえすごく充実感があったようです。 

贅沢な時間をありがとうございました! 
本当、こんな体験を子供と一緒にできる母なんてそういないと思います。

こうした体験に、お母さんがごいっしょしてくれる子どもも、またそうはいないと思います。
子どもたちの精神的な自立の兆しは昔も今も、大人が思う以上に早いもの。
繊細なその時期に拠り所がある子どもたちは、自分を信じてチャレンジできます。
親とは違う人生を歩む子たちにとって、親とともに課題に対処する共通体験はたいせつなこころの拠り所になることでしょう。

ご参加いただき、ほんとうにありがとうございました。

2015/04/05

ウェブ上で地図を活用する方法。

野外塾の活動にご参加いただけるみなさん、なかでもこの限定公開ブログをご覧いただいているみなさんは、地図をよくお読みになっていただけて、ほんとうにうれしいです。

お子さんたちも徐々に地図読みに慣れてくる、地図に親しみをもってくれることがよくわかり、それもまたうれしいです。

地図にも著作権があります。
しかし、国土地理院が提供している1/25000(にまんごせんぶんのいち)の電子地図は、個人利用に関してはいまのところ無償で提供され、印刷もできます。
ほんの数年前までは印刷機能がなかったので不便だったのですが、そもそも著作権があるものだし、書店で1/25000地図を売っているので、当然のことだと思っていました。
ところが、昨年からはサイトが少し変わって印刷機能ほか便利な機能が追加され、驚きました。

【国土地理院1/25000地図の閲覧・印刷】
つぎのサイトで閲覧・印刷などができます。
検索画面 → こちら
ページ上部の検索ワード入力欄を利用します。
見たい場所を表示地図から拡大していってもOK。

印刷
画面右上のプルダウンメニューからできます。
印刷設定ページで印刷範囲を設定。
以下、A4紙を使って印刷する方法を記します。
より広い範囲を一度に印刷したい場合は、ページ上部の用紙サイズA3縦またはA3横を選択して印刷をクリック。
つぎの画面でプレビューを見ながらレイアウトのふさわしいほうに選択して最上部の印刷をクリック。
思うようにプリントできない場合は、このページの下部にあるシステムダイヤログを使用して印刷…をクリックして用紙の向きを確認、拡大縮小80%に設定(A4はA3の用紙の約80%大)して印刷してください。

【地図上の距離を測る】 → こちら
1/25000地図上で距離を測ることができます。
あくまでも指定区間の水平距離です(傾斜地の登り下りは水平よりも距離が長くなります)が、山道の計測もできます。
画面上部のナビのうち、よく使うのは検索ワード入力窓ひとつ戻る国土地理院
検索ワード入力窓で距離を調べたい土地のうち、キーになる駅名などを入力して、まず調べたい場所に移動。
山道など、通常の地図に掲載されていない道の距離を調べたいときには国土地理院のボタンを押すと、1/25000地図になって、徒歩用の細い道も表示されます。
マウスでクリックすると点が現れ、次の地点でクリックすると2点間が赤線になります。
間違ったらひとつ戻るを押せば戻れます。
赤線部の距離が操作と連動してリアルタイムで表示されます。
自分はこの使い方しかしていませんが、面積なども測れる便利なサイトみたいです。

残念ながらオリジナルの軌跡を描いたあとに保存はできないようです。
画面のスクリーンショットを撮って印刷したり、データ保存したりするとよいでしょう。
みなさんも便利な使い方を発見したら、教えてください。

【本記事の留意点】
両サイトともにオープンなサイトのようですが、使い勝手のよさを案内するためといえども、両サイトそれぞれ独自のユーティリティを図示して使用することが一般公開ブログの記事としてふさわしいかどうかわからなかったので、限定公開ブログに載せました。
予めご了承下さい。
ずっとみなさまに活用していただきたいと願っていた記事でした。