アウトドアでは、たとえ夏でも熱いお湯がほしいと思ったり、キャンプになれば調理がついて回ります。
そんなときに使う装備が火器(私はバーナーと呼んでいますが、ストーブとも呼ばれます)です。
燃料別の火器は、普及している順番だと
- ガスボンベ(OD缶、CB缶 ※後述)
- ホワイトガソリン
- ケロシン(石油)
- 自動車用ガソリン
- アルコール
になると思われます。
理由は、火器に求められる次のニーズを、上記の順番で満たしているからです。
- 取り扱いがわかりやすくはじめてでも安全
- 燃料が入手しやすい
- 軽量
- コンパクト
- 堅牢
- 火力が調整しやすい
現在、火器は種類が豊富で、それゆえ多くの人がどんな火器が自分に合っているのか、疑心暗鬼になりますが、たった40年くらい前は火器の種類はとても少なく、選択の幅がせまかったのです。
自分が登山をはじめた1976年から現在までの火器の趨勢をかんたんな表にしました。
70年代は、選択の余地なく「重く扱いにくい」火器が主力でしたが、カセットガスボンベが時代とともに発展、寒冷地仕様ボンベの出現やさまざまなサイズの出現で、簡単便利に使えるようになって一気に普及しました。
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現在はマイナーになった火器にも、それぞれ大きな特長があります。
自分に合った火器はなんだろう?
そんな悩みをシンプルに解決するチャートをご活用ください。
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1. ガスボンベを使う火器
用いるボンベの仕様で…
- CB(カセットボンベ)缶用
- OD(アウトドア)缶用
に大別されます。
CB缶は、ご家庭の卓上コンロで使う「あれ」です。100円ショップなどでも売られていて、全国各地で入手しやすいのが最大の特長です。じつは世界標準の規格で、南アフリカなどでも買えるらしいです。
いっぽう、中のガスは寒冷地では気化しにくく極端に火力が落ちるのが短所。
SOTOなどからは、この欠点を防ぐ寒冷地仕様のCB缶が発売されていますが、一種のキワモノです。理由は入手しにくくCB缶の最大の長所が損なわれるためです。
OD缶は、アウトドア用品店で、各メーカーから売り出されているゴロンとした印象の缶です。
次の写真で右3点はOD缶で、うち真ん中がレギュラー缶です。見ておわかりのように大サイズと小サイズがあるので、予想される使用量に応じて選ぶことができます。
長所:
・3サイズから選べること
・CB缶に比べて寒冷地に強く、極寒でも使えるボンベもあること
短所:
・販売店が少なく、とくに離島や僻地では入手困難
・値段が割高感がある
ことです。
2. ホワイトガソリンを使う火器
長所:気化しやすいので寒冷地で安定した火力が得られる
短所:
・機器も、燃料も、扱いがデリケート
・燃料の入手がやや困難
3. ケロシン(石油)を使う機器
長所:
・燃料入手が割合にかんたん
・寒冷地で安定した火力が得られる
短所:
・機器の扱いにクセがある
・機器が重くてかさばる
4. 自動車用ガソリンを使う火器
SOTOのMUKAという火器一択になりますが
長所:
・燃料入手が割合にかんたん
・寒冷地で安定した火力が得られる
短所:
ほぼない。強いて言えば火力調節がややデリケート
らしいです。
自分も注目してます。
5. アルコールを使う火器
長所:
・機器の構造がシンプルで手作りもできる
・寒冷地にやや強い
・燃料が入手しやすい
短所:
・火力調節がほぼ不可能
・風にとても弱い
らしいです。使ったことがないので実際はよくわかりません。
自分はアルコールを燃料にした火器は、時間がよっぽどない限りは調理にも湯沸かしにも弱いと感じています。
以上のような長短を鑑みて、チャート表を作りました。
少しでもお役に立てばうれしいです。










